【電子ピアノ問答】ピアノの先生もびっくり!ROLAND LX706の特徴とは!
最近の電子ピアノはすごい!本当にそう思いました。
長らく楽器店に勤めていましたが、昔の電子ピアノから比較すると圧倒的に良くなっています。
レッスンに通うとなった際に電子ピアノではなく生のピアノを購入しなさいとピアノの先生から言われたという方
多いと思います。僕もお客様からそのような話をたくさん聞きました。
でもそのような時代は終わりを迎えています。
正直今の電子ピアノはへたなアップライトピアノよりタッチも音も良いです!
それでは僕が最近いいなと思ったピアノROLAND LX706をご紹介していきます。
タッチがすごい!
まず今の電子ピアノは何を目標にして作られているでしょうか。
それはグランドピアノです。
よくアップライトを元にして作られていると勘違いされている方がいますが違います。
基本的に電子ピアノ、特にタッチの部分はグランドピアノです。
では具体的に見ていきましょう!
RolandのLX706は木製鍵盤の部類に入ります。
ですがブラスチックの土台があるのでハイブリッド鍵盤とも言われています。
これにより乾燥や湿気の影響を受けて反ってしまったりすることなくいつもベストな状態で
弾ける鍵盤になっています。
また、支点からの距離が本物のピアノと同じなので打鍵感が心地よく、グランドピアノを弾いているようです。
LX705だとここの部分が短いため、若干ですが違和感を感じます。
もちろんキータッチを変えることができる機能(音の出る仕組みを変えることで鍵盤が重くなったと感じさせる機能。実際に重くなったりするわけではないです)も搭載してます。指の訓練の時は重めの設定にしてあげるといい感じで負荷がかかります。
音がすごい!!
LX706はモデリングという音源の方式です。
モデリングによってなにが変わるのかというと、音のリアルさです。
弾く強さによって硬くなったり、柔らかくなったりします。
これはひと昔前では考えられませんでした。
以前はサンプリングという方式で録音した音を用意して鍵盤の強さによって3種類くらいから選んで
鳴らしていました。
ですがモデリングだと細かいニュアンスまで表現できるようになったのです。
またスピーカーも6つ搭載しています。これによりグランドピアノように音に囲まれてながら演奏できます。
もし楽器店でお試しする際は必ず座って弾くて試してください!
座って1番いい音で聞けるようにチューニングされています。
いろいろな機能も!
Bluetoothでつなげてピアノ全体をスピーカーとすることもできます。正直スピーカーが6個もありますから抜群に良い音質で聴くことができます。
またiPadとつなげて音当てゲームなどを楽しむことができます!
まとめ
最近の電子ピアノの発展は本当にものすごいです。ピアノの先生方も電子ピアノだからといって毛嫌いせず、実際に弾いてみてはいかがでしょうか。
LX706は今ある電子ピアノのなかでもタッチと音のバランスが1番良いピアノです。
こちらが私個人としては1番オススメですが、お値段が高いことも事実。
おそらく市場の売値は平均で30万くらいするのではないでしょうか。
予算がちょっという方は15万くらいのものを選ぶと間違いないと思います。
その価格帯以上がレッスンに行ってもそこまで違和感なくレッスン場でのグランドピアノを弾くことができると思います。
10万未満じゃ正直機能的に厳しいです。
ピアノは買い替えがなかなかきかない商品です。じっくり腰をすえて選ぶことをオススメします!!