楽器問答と徒然日記

楽器と音楽制作のお話と日々の日記

【Sibelius問答】楽譜作成ソフトの定番!手書きに近い感覚のSibelius!!

皆さんは楽譜を書く時は手書きですか?

手書き良いですよね!自分の好きなレイアウトにできたり
味がでて演奏する方に気持ちは伝わりやすいですね。

でも手書きは本当に

疲れる!!

僕も経験ありますが編成が大きい曲の楽譜を書くととんでもなく疲れてしまいます。

では何を使えばいいのか?それは

楽譜作成ソフトです

こちらのソフトを使えば圧倒的に早く綺麗な楽譜を書くことができるのです。
その早さに驚くと思いますし、レイアウトも市販の楽譜と同じような感じで作成できてしまうのです。

今回は楽譜作成の定番Sibeliusをご紹介いたします。

楽譜作成ソフトとは

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楽譜作成ソフトというのは簡単に言うと

楽譜のワープロバージョンです

普段文字を入力する時にWORDなどのアプリを使っている方は多いですよね。
むしろ仕事上の文書は手書きの方が少ないです。

楽譜もワープロ感覚で入力できるソフトが楽譜作成なんです。

なぜSibeliusをオススメするのか

楽譜作成ソフトといういろいろな種類があります。

Sibeliusと人気を2分するfinaleやここ最近発売されたDoricoなどいろいろあります。
ではなぜ今回はSibeliusなのかというと

手書きの感覚に1番近いからです

実は僕、ほとんどの楽譜作成ソフトを使用したことがあります。
その経験から言うと

finaleは現代音楽などの楽譜を書くには最適!自由度が高い分ちょっと使いにくいかも

Doricoは操作性に慣れるまで時間がかかるかも

上記が僕が受けた印象です。

Sibeliusは自分が実際に書いてみて最も手書きに近いと断言できます。

楽譜作成ソフトに対する偏見について

楽譜作成ソフトを使っていると楽譜は手書きで書くものだ!
という方が少なからずいらっしゃいます。

例えば音楽の修行時代は手書きというのはものすごく意味があります。
手書きで楽譜を書くことで得られる能力は大きいです。

しかし、音楽の先生や音楽を仕事にしている方に手書きを望むのは
時間的にも効率的にも厳しいです。

正直、手書きの楽譜で読めないこともありそれなら圧倒的に楽譜作成ソフトの方が良いです。

Sibeliusで何ができるのか

移調楽器の処理が簡単

フルスコアを楽譜を書く時に移調楽器の書き方って混乱する時がありますね。
Sibeliusだと実音で入力し、ボタンを一つ押すだけで移調楽器の楽譜に変換することができます。

楽譜の音を演奏してくれる

フルスコアの楽譜を書いて、その全てを頭の中だけで鳴らせる方ならいいのですが
できる方はそうそういないと思います。

Sibeliusは書いた楽譜をかなりの高音質
鳴らすことができるのです。

パート譜も簡単!

学校の先生だと生徒に合わせたアレンジ譜を作成することもあると思います。
フルスコアは書けてもパート譜までは書くとなると重労働です。

Sibeliusはフルスコアを入力した時点でもうパート譜ができてしまっているんです。
なのでアレンジが完了した時点でパート譜を印刷し渡すことができます。

書き直しが簡単

僕自身はこれがかなり楽譜作成ソフトを推す理由です。
手書きだと書き直す時には体力がかなり消耗されます。

前のレイアウトも変えなくてはならないし、一からの作業になってしまいます。
楽譜作成ソフトの場合、気に入らないところだけ直すことができるので
無駄な時間は生じません。レイアウトも自動で綺麗にしてくれるので嬉しいですね。

コピー&ペーストも可能

ワープロでもこのコピペという機能は本当に便利ですね。
同じことを書くなんて手書きでは大変以外の言葉が出てきません。

音楽ではまったく同じ事を繰り返すのはまれですが
同じ雰囲気の楽節を繰り返すのは良くやります。

その場合は繰り返したい楽節をコピーして
ペーストし同じにならないようにアレンジしてあげれば比較的簡単にできてしまいます。

まとめ

楽譜作成ソフトは本当に便利です。
パソコンで音楽をというと難しいと感じる方は多いです。

しかしSibeliusはワープロ感覚で楽譜を書くことができるので正直全然難しくはありません。
楽譜を書くこと時間が大幅に短縮することができます。

Sibeliusに限らず、格メーカーで体験版が用意されています。
まずお試しして購入することもできます。

楽譜作成ソフトに関するご質問も受け付けていますのでお気軽にお問い合わせ下さいね!