楽器問答と徒然日記

楽器と音楽制作のお話と日々の日記

【STAGEPAS問答】やはりヤマハは音が良い!便利なポータブルPA「STAGEPASシリーズ」

ここ数年でポータブルPAは各社いろいろな種類の商品を出してますね。

これもイベント需要というか自分たちでコンサートをしたり、イベントをする方が増えている証拠です。
僕の知り合いも町内会で音響機材を買ってお祭りに備えている方もいます。

その点からするとポータブルPAは重要な機材だと思います。
例えばコンサートをするときにいくら演奏が上手くても音響機材からでる音が悪かったらどうでしょう?
想像しただけでも残念な気持ちになりますよね。

もう1点大切なのは操作と設置が簡単であること。
PA機材は操作が難しいと思われている方は多いと思います。あまり知識がなくとも簡単に
操作ができる機材があると嬉しいです。

ではそんな機材があるのか。

あります!僕のオススメはヤマハのSTAGEPASシリーズです

こちらはモデルチェンジを数回していますが何年にも渡りポータブルPAのベストセラーとして知られています。
では説明していきます!

STAGEPASシリーズの特徴とは

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まずはラインナップの紹介です。
「STAGEPAS400BT」「STAGEPAS600BT」「STAGEPAS 1K」の3種類が現在発売されています。
違いは写真をご覧いただくと分かります。

STAGEPASの400BTと600BTはスピーカが2つとミキサーの構成
STAGEPAS 1Kはラインアレイスピーカーとサブウーファーの構成です。

いずれもマイクや楽器をつないで音を出すことができます。
バーブもついていてライブもできてしまう優れものです。

またBluetoothオーディオも使えるのでスマホの中の音楽を無線で飛ばし再生させることができます。

まずはSTAGEPAS400BTと600BTから

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まずどのような構成になっているかというと2つのスピーカとアンプを内蔵したミキサーがセットになっています。
ミキサーはスピーカーに収納できるので持ち運びにも便利です。

ではセッティングですがものすごく簡単です。スピーカーとアンプを付属のケーブルで接続するだけです。
これですぐ音が出せます。すごく簡単なんです。

2つの違いは?

まず違いの1点目ですが出力が違います。
この数字は非常に大切な数字なので機材選びの時には覚えておきましょう。
Wという単位で出力の大きさを表すのですがこの数字が大きいと音が大きくなります。
なのであまりにも広い会場でW数が少ないと聞こえないという現象が発生します。

あくまでも目安ですがどれくらいのW数が必要なのか書いていきます。

STAGEPAS400BT

屋内 講演会・スピーチ 400人
屋内 ライブ 130人
屋外 講演会・スピーチ 200人
屋外 ライブ 65人

STAGEPAS600BT

屋内 講演会・スピーチ 600人
屋内 ライブ 200人
屋外 講演会・スピーチ 300人
屋外 ライブ 100人

となります。なのでどれくらいの規模でイベントを行うのかが非常に機材選びには大事になってきます。
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2つ目の違いはつなげられる楽器の数がSTAGEPAS600BTの方が多いということです。
ある程度の編成でライブを行う場合には600BTの方が余裕を持ってイベントができます。

講演会やスピーチだったら規模にもよりますが400BTで充分だと思います。

STARGEPAS 1Kの特徴は?

こちらはラインアレイスピーカを採用しています。写真を見ると真ん中に長い棒見たいのが立っていますが
これがラインアレイスピーカーです。

これにより何が良くなったのかというと圧倒的にハウリングが少なくなりました。
また場所によっての聞こえ方の違いも減りました。

1Kは弾き語りや店内でのイベントには重宝するかと思います。
ハウリングを防ぐためにはマイクの使い方や設置をする場所が重要なのですが
1Kを使えば、ハウリングを心配することもなくイベントに集中できます。
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ただ楽器をつなげられるチャンネルが少ないのである程度の人数で演奏するには向いていないかもしれません。

ちなみにセッティングはものすごく簡単で、棒のようなスピーカーをウーファーにつなげるだけです。
なのでスピーカースタンドを使用しないのも良い点ですね。

まとめ

STAGEPASシリーズは僕がいろいろ試してきたポータブルPAの中でも音質が非常に優れています。
正直手に取りやすい商品はあると思いますが、音質はまだまだという商品が多いです。

特にライブやコンサートを自分たちで行いたい場合は音質の良し悪しが観客にも演奏者にも関わってきます。

ぜひいい音でイベントを始めてみませんか?