【モニタースピーカー問答】音楽制作にかかせないモニスピ!どれを選べばいいのか?
音楽制作する時に必要な機材の一つモニタースピーカー
皆さんは何を使っていますか?
僕が周りの人間にリサーチしてみたんですが
意外とみんな同じもの使用していないんですね
そして、よくよく聞くと
モニスピ選ぶ時かなり悩んだという意見がありました。
今回はこれからモニタースピーカーを購入する方、今の音に満足できなくてスピーカーを変えたいと
思っている方のためにどのモニタースピーカーがオススメなのか解説していきます。
今回は自分自身がしっかり音を聞いた機材しか紹介しません!
では始めていきます。
まずモニタースピーカーとは?
モニタースピーカーとは一体どのようなものなのかという話から進めていきます。
音楽を作る→リスナーが音楽を聴く
当たり前ですよね。
でもこの流れが重要なのです。音楽を制作する際に原音に忠実ではなく低音が強調された
スピーカーで制作したらどうなるでしょう。
当然制作者は低音が強調されていますから気持ちよく聞こえるわけです。
その音のままリスナーが普通のスピーカーで聞くと
全然低音でてないじゃん!
となります。
これ問題ですよね。制作者と聞こえている音が違うわけですから。
なるべくそのギャップを少なくするために
どの音域も同じようにでる、つまりフラットな音を出すスピーカーが必要です。
また音のクリアさも大事です。
各楽器がどのように鳴っているかを確認ができるスピーカーこそが良いスピーカーと言えるわけです。
モニタースピーカーというのは上記の性能を持った音楽制作用のスピーカーです。
電気屋さんなどで売っているスピーカとは根本的に違います。
電気屋さんやオーディオ機器屋さんで販売されているのはしっかりチューニングされていて
元の音より良く聞こえるようになっています。
ではオススメ商品をご紹介していきます。
①ヤマハ「HS5」
これはご存知の方も多いかもしれません。
まず音はもちろんフラットです。どの音もバランス良くなっています。
ですがちょっと特徴があって本当に若干ですが高音域が強められているように感じます。
これにより制作者が気持ちよく制作に没頭することができます。
高音が強いとう話を聞くと心配になる方もいますが本当にわずかなのでそこは心配しなくて大丈夫です。
そして音がクリアなのがさすがヤマハですね。
それぞれの楽器の音がスピーカーを通してモヤモヤせずはっきり聞こえてきます。
なおかつ1本1万円代半ばなので手に取りやすいと思います。
②JBL「LSR305」
JBLというとオーディオメーカーとして知られていますね。
このJBL実はオーディオ用のスピーカーだけでなく音楽制作用のスピーカーも作っています。
まず音の特徴ですが音域的にどこも同じです。つまりフラットです。
なので音楽を聴くと物足りないかもしれませんが制作用としてはグッドです。
1番の特徴は定位が分かりやすいということです。
つまり楽器がどこの位置にあるのか明確にわかります。
ミックスでは通常パンをふるという作業をします。
例えばドラムのスネアは真ん中に置いてギターは左から聞こえてくるようにしようなど。
その作業が非常にやりやすくなります。
こちらは僕も使用していて非常に気に入ってる商品です。
③FOCAL 「SHAPE50」
FOCALと言うと聴き慣れないメーカーかもしれませんが
単純に音が良いです!
音の特徴は低音が非常に綺麗に聞こえることです。
通常低音はスピーカーによってはつぶれてしまって何が鳴っているのか分からないことがあります。
しかしSHAPE50は音が見えるかのように聞き取ることができます。
これはパッシブのラジエターを採用しているため驚くほどの低音になります。
またこのラジエターを採用したことにより壁の近くに置いても
スピーカーの音がしっかりなります。(バスレフだとうまくいきません)
まとめ
以上ご紹介してきましたが、すべて僕が実際にリスニングしてきた商品です。
すべて自信を持ってオススメすることができます。
モニタースピーカーは音楽制作の出来を左右する重要な機材です。
僕自身も昔、リスニング用のスピーカーで制作していた際はやはり実際のリスナーの方が
聴く音とは違うのでかなり悩みました。
ですがモニタースピーカーを使用すると正直世界が変わります。
こちらの記事が読んでくださる方の音楽制作の役に立ってくれれば幸いです!