楽器問答と徒然日記

楽器と音楽制作のお話と日々の日記

【作曲の方法問答】作曲ってどうやったらいいの?

今から20年以上前でしょうか。
高校生に音楽を始め、ほとんど楽器が弾けないのに作曲を始めようと思った僕がいました。

当然、作曲の仕方など分からない、そしてどのように勉強したらいいのか分からない。
始めたばかりなのに本当に暗闇の中を歩いている状態でした。

でも今現在、作曲ができています。
大学に入るまでは完全に独学で学んできたので(音大受験も独学)かなり遠回りをしてきました。

その経験から今回は作曲をどのように学んでいくのか解説していきます。

楽器を弾きましょう!

意外とこれが大切だったりします。楽器が弾けなくても作曲ができるということが
言われています。

正直その通りだと思います。しかしやはり楽曲を作る上で楽器が弾けるというのは絶対に
アドバンテージとなります。

なぜならば

楽曲全体を感覚的に把握することができるから。

この感覚的にというのが大事です。

具体的に弾いていてここが気持ち良いとか、ここのメロディが違和感あるなとかそのような気持ちを
持つことが大切です。

そして楽器はなるべくだったら和音が弾ける楽器を選ぶのがいいでしょう。
例えばピアノ・ギターなどですね。

和音と言うのが音楽を作る上で非常に重要なことなのです。
もちろん私たちが今聴いている音楽のほとんどが和音の仕組みによってできているんです。

理論書だけ読むのはダメです!

よく作曲を始めたばかりの時に理論書から入る方がいます。
これはオススメしません。

たしかに読むと知識をつけることはできますが、絶対に作曲できるようにはなりません。

まずは感覚的に音楽を知ることが大事なのです。

理論書を読む前に音楽のルールをみつけよう!

音楽をただ漠然と弾いていては曲を書けるようにはなりません。
弾きながら音楽のルールを自分で見つけてみましょう!

曲を弾いていると何かしらの法則が発見できるはずです。
小節の数だったり、メロディの始めの音が決まっていることが多いこと
和音の簡単な仕組みなど

まずはそれを5個見つけてみましょう!

ちなみに僕は和音の連結方法を自分で発見した時は本当に感動しました。
そんなの教えてもらったら簡単では?と思うかもしれません。

しかし自分で発見することが大事なのです。

例えば、万有引力の法則はニュートンがすでに発見しています。
でもその法則を自分自身で発見したらどうででしょうか?すでに発見されているから意味ないではなく

それは物理を勉強する上でものすごく大切な経験となります。

音楽はその発見という感覚が見つけやすいと思います。
そのルールを発見する過程の中で音楽にはルールがあるんだという意識を持つことが大切です。

理論ももちろん大事!

その音楽を感覚的に理解することができたら
理論書を読んでみましょう。

ですが音楽において理論を記憶しただけでは意味がありません
特に作曲では。

何が大切かというとその理論とが本当に正しいのかどうか感覚的に理解することです。
例えば、ドミソの和音にファを加えてはいけないよというルールがあったとします。

それを必ず音を聴いて確かめることこの作業が大切です。

ただ知識を覚えただけでは何の意味もありません。

理論を覚えたた後は感覚的に納得することが必ず必要になります。
もし感覚的に納得できない理論だったら忘れてください。それはあなたの作曲には全く役にたちません。

まとめ

今回は抽象的な文章になってしまったかなと反省ですが言いたいことは以下の2点です

  • 作曲をする上で楽器が弾けることは絶対に役立つ
  • 理論書だけ読むのではなく感覚的に納得すべし

まずはこれをやってみると良いと思います。

何かご質問などあったらぜひしてください!

以下に紹介するのは全然違う分野ですが役立つ本です。
考えると言うことはこういうものだと教えてくれます。